富貴蘭の為の新しい植替え資材
   ※コケダイ※ 繰り返し々々使える[苔台] ※こけだい※
 
圧縮成型苔台 開 発 の 歩 み 苔台 E(イージー)を試して見よう。 (価格表へ)

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苔台E構造破断画像
 
  富貴蘭が鉢栽培されるようになってから百数十年、種々植え込み基材の変転を経てきたと思われるが、入門当初の筆者は乏しい園芸経験の中で、富貴蘭独自の山高植えに悪戦苦闘の末 考案したのが、誰にでも簡単で美しく植替えられる「芯苔(通称コケダイ)を発明(製法特許取得)」の後は 楽しい富貴蘭三昧に埋没出来る様になり、其処から得た大まかな結論として、富貴蘭[鉢] と云う限られたスペースに「如何に大量の水苔を芯苔として使うか」「如何に水苔の含水を抑えるか」を課題に試行錯誤の結果考案したのが 右図に示す圧縮成型手法で作った苔台(コケダイ)苔台E構造破断画像です。

 ・何故コケダイを完全乾燥するのか・・・乾燥状態の芯苔を用いると植え替え時の初期乾燥が速やかなため、株分け植替えは季節を問わず出来る。

 
 ・コケダイを用いると・・・植え替え作業に安定感が増し手軽に、初心者にも美しい形状に仕上げる事が出来る。
(含水率について・芯苔を手で硬く硬く形成して3.5号鉢で約10gで最大含水量約100g・圧縮成型苔台は約15gで最大含水量約100g・手作り芯苔に比べ圧縮成型苔台は約60%前後の含水量になります。)

 
 
 圧縮成型苔台 開 発 の 歩 み

 第一期 (今迄無かった 新しい園芸資材として) : 圧縮成型苔台開発の精神は、出来得る限り自然環境に近い製品を目指し「水苔」をベースに形成を維持する為の糸を、堀田産業の自然環境を重視して開発された「アート水苔」を採用しました。 その結果約一ヶ月でアート水苔は腐葉土化し「苔台」の形成維持が困難なため消耗品と位置づけて販売しました。

 第二期 (新しい園芸資材としての機能の探求) : 初期に生産した「苔台」をご利用頂いた多くのお客様からのご意見では、第一に年二回以上の植え替えに耐えられる事。 第二にアート水苔が腐葉土化すると不衛生 とのご指摘を頂き 早速対策を講じ、現在発売の「苔台」は全て
繰り返し使用に耐えられるアクリル糸(一部苔台はアルミ線)で縛結しました。 当方の実験では「春秋四回」の植え替えで何ら異常無く新品と同じ感触(根が沢山進入した苔台は再生不可)を得ております。 今後三年四年と経年使用すると施肥を行う必要が生じるかと予想されます。
 
 第三期 (普及価格の追求) : 二年間に及ぶ貴重なご意見を参考に、改良に改良を重ねた結果 コスト高による弊害に見舞われ、コスト削減が急務となり・原材料の水苔を NZ産から 中国産へ切り替え、同量の水苔使用で約60%のコストダウンに成功・製造工程で含水抑止糸をインサート形式を外掛け形式にする事で 約 3分ノ1の作業時間の短縮に成功・型式も苔台 E)(外径56X78_) 図一種類とし、根の多い&少ない株は鉢の大小&苔台に水苔を巻く(通気口を塞ぐ)等の方法で調整して頂く事とし、販売価格を従来の
約半額(予約特価@150)とする事に成功しました。

 名称も「苔台E (コケダイ イージー)」として平成20年10月よりテスト販売を開始 平成21年より通常販売出来る迄に扱ぎ付けました。・・・・・・・・・
・・・・・・・・・苔台 E サイズ・ 高さ 約78_ 外形 約56_ 内径 約30_ 適応鉢は3.5~4.0号向き 
※苔台を複数回再使用するには、其の都度必ず「日光で完全乾燥」してご使用下さい。

発売元 : 即販ネット園芸